
糖質制限とカロリー制限はとても似ていますが、違いは有りますか?

確かに似ている様に思われがちだが、糖質制限とカロリー制限は全く別物だぞ。

全く違うんですね。おすすめはどちらでしょうか?

おすすめは糖質制限だ。カロリー制限は危険性も高いからおすすめ出来ない。糖質制限がおススメの理由はこの記事で説明して行こう。
目次
糖質制限とカロリー制限の違い
糖質制限とは?
糖質制限とは、簡単に言ってしまうと、糖質の高い食べ物を減らす、または食べないようにし、糖質の低い食べ物をしっかりと食べる様にします。
食べ物には、たんぱく質・炭水化物・脂質の3代栄養素が含まれていますが、その中で炭水化物は糖質と食物繊維に分けられます。
糖質は血糖値を上げる働きが有り、血糖値が上がるとインスリンが分泌され血糖値を下げるために体の筋肉や細胞にブドウ糖を溜め込もうとします。
糖質が高ければ高いほど、この働きが強くなるため脂肪を溜め込んで太りやすくなると考えられているので、その糖質を避けるまたは減らして太らない様にする事です。
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カロリー制限とは?
カロリー制限は食べ物の摂取カロリーを抑える方法です。
摂取カロリーを低くすることで、消費エネルギーよりも摂取エネルギーを抑えて、体重を減らしていきます。
とにかく量を減らす、食べないなど、置き換えダイエットもこのカロリー制限です。
糖質制限とカロリー制限はどちらが痩せる?
では「糖質制限とカロリー制限どちらが痩せるのか?」ですが、1週間2週間の短期的に見ればカロリー制限です。
食べる量にもよりますが、極端なカロリー制限をすればするほど、体の脂肪や筋肉までも一気に落ちていきます。痩せるというよりもやつれるとイメージした方が良いかもしれません。
後の事を考えず、とにかく1週間2週間だけ短期間で体重を減らしたいのであればカロリー制限でいいかもしれませんが。おすすめは出来ません!
なぜなら、食べないという事自体がもちろん危険な行為で有る事と、必ずリバウンドをしてしまうからです。
カロリー制限が危険でリバウンドするのはなぜ?
そもそも食べないという事自体が危険なのは言うまでも有りませんよね。
体に必要な栄養分が足りなくなり、病気など健康を脅かすのは間違いありません。
リバウンドについては、カロリー制限を行うと摂取エネルギーが少なくなっていますので、足りない分は体に蓄積されている部分から賄おうとします。
それが脂肪だけであればいいのですが、筋肉もエネルギーに変えていき筋肉までもどんど落ちて行ってしまいます。
筋肉が落ちるという事は基礎代謝量も同時に落ちていきます。
その為“太りやすく痩せにくい体質”になってしまいますよね。
通常の食事に戻した時には基礎代謝が低くなっていますので、どんどん脂肪が蓄積されていきます。
以前と同じ食事量だとしても、以前よりも筋肉量が少なくなってしまっていますので、リバウンドしてしまうという訳です。
食事でダイエットを行うなら糖質制限がおすすめ
ここまでくればカロリー制限と糖質制限どちらが良いかはお分かりだと思いますが、食事でダイエットをするなら糖質制限がおススメです。
糖質制限は、カロリー制限の様な摂取カロリーを減らす事は行いません。もちろん過剰摂取はいけませんが、上述したようにカロリーを減らすとエネルギー不足になるからです。
糖質の高い食べ物を避け、糖質の低い食べ物をしっかり食べるダイエットですので、空腹を感じることもひたすら我慢し続ける事も有りません。
また、現在はケーキやアイスなども、糖質制限食で多くのアイテム数が出回っていますので続けることがとても簡単です。
食事でダイエットをするのであれば糖質制限をおすすめします。
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